投稿者: admin

歯間クリーニングのススメ

歯間クリーニングのススメ

お口の中の歯垢(プラーク)には、10億ほどの菌が住みついていると言われています。歯垢は皆さんのお食事の食べカスがもととなり菌たちが増殖するのです。お口の健康管理に、歯磨きやうがいが何よりも大切であるというのは、デコボコの凹凸だらけのお口の中に、食べカスを残さないようにする必要があるからです。若い頃は、歯の隙間に食べ物が入り込まなかったはずなのに、最近、食事の際に食べたものが必ず歯の隙間に詰まっている方などは、歯ブラシやうがいに加え、歯の隙間を掃除するための歯間クリーナーなどをごお使いいただくことをおススメいたします。使用方法が分からないという方は、歯科受診をされた際にドクターにご相談いただくなど、専門家たちに相談しながらご自宅でセルフケアをできるようになると良いですね。海外では歯磨きとセットとして歯間をクリーニングする習慣が根強いようですが、日本では歯ブラシで歯磨きすることがデンタルケアのメインとなり歯間クリーナーに関しては存在すら知らない人が少なくないようです。特に、歯の隙間に食べ物が詰まりやすい高齢者にこそ、是非とも使っていただきたいデンタルアイテムであります。

「かかりつけ歯科医」の視点

「かかりつけ歯科医」の視点

「かかりつけ歯科医」は、人生を楽しくするパートナーでもあります。皆さんの歯の健康を見守ってくれる相棒として相性の良いパートナーをみつけることが大切です。超高齢化社会を迎える日本社会において、健康で豊かな生涯を過ごすためには、健康な歯の存在が大変重要視されはじめています。一朝一夕ではなく幼少期からのデンタルケア習慣が、皆さんの健康をサポートしてくれているのです。健康的な80歳を目指すために、80歳を迎えるまでに20本の自分の歯を残そうといった運動を「8020(ハチマルニイマル)運動」などと呼んでいるそうです。健康的なお口から美味しく食べ物を食べることが何よりも人々にとって大切な楽しみであり活動であることを表しているようです。お口の中の状態はご自分では、分かりずらい器官でもありますから「かかりつけ歯科医」をもつことで、皆さんの口内環境を客観的に観察する術も必要となりそうです。まずは、気軽に定期検診に通えるような歯医者さんをみつけてみましょう。

部分入歯と総入歯の違い

部分入歯と総入歯の違い

ここでは、入歯の種類や簡単な説明を行いたいと思います。取り外し式入歯は「部分入歯」(局部床義歯・部分床義歯)と「総入歯」(総義歯)に分けられます。部分入歯は、自分の歯が何本かその顎に残っている時に用いる物です。クラスプとも呼ばれるバネを使用するなど、何等かの方法でその自分の歯につかまる形で使われます。このつかまる為の装置を維持装置と言います。一方総入歯というのは、その顎(上か下か、或いは両方)に一本も自分の歯が無くなったという場合に作られます。総入歯の場合は、歯のなくなった歯茎にまたがらせる形で使用します。自分の天然の歯につかまる事が出来ない為、部分入歯よりも使いにくくなります。歯茎の骨や残根に総入歯を捕まらせるように何とかしようと工夫しているのも目立ちます。入歯は、あごの骨が入歯に適しているかどうかの個人差がとても大きいのです。「入歯を入れたい。知人・友人たちに評判の良い歯医者を聞きたい」という際に、この個人差を鑑みると、なるべく多くの人に聞いた方が良いと考えられます。「下の総入歯で、すごく苦労した。何軒か回って、○○先生の入歯が段違いだった」という評判があったり、反対に「あまり良くなかった」という感想を漏らすかもしれません。このような感想が個人差によるものだった可能性も捨てきれないからです。その人のあごが入歯の合いにくい形状だった為に「あまり良くなかった」という感想に繋がったのかもしれません。また、「通院に便利だよ」というような条件も、出来る限り外したいものです。運よく近くに、義歯の上手な先生がおられるという事なら結構ですが、実際にはそうはいかない事も多いでしょう。

ホワイトニングと歯周病

ホワイトニングと歯周病

最近は、美顔やエステなど、あらゆる世代で、アンチエイジングや美容に気を使う人が増加しています。ひと昔前までは、セレブや芸能人の特権であったような歯のホワイトニングも、多くの人々が、歯の美しさの保持の為に、取り入れているビューティーアップ効果です。ですが、どんな歯もホワイトニングを行う事で、美白されるかと言いますとそうではないようです。例えば、歯の神経自体が死滅してしまっている場合は、ホワイトニングを行っても黒ずんだ歯を白くみせる事は難しいようです。また、歯の表面のエナメル質の差異によっても、ホワイトニング効果に違いが出るようですので、全ての人の歯を美白できるかと言いますとそうではないようです。歯の美白を試みたいという方は、事前にかかりつけの歯科医にお伺いをしましょう。ホワイトニングを行う人に多いクレームは、思ったよりも白くならないというような事例が少なくないようですので、施術前に施術内容をきちんと把握し、納得した上でホワイトニングを受けましょう。期待した以上に、効果がないという事ですと、せっかくの施術費用が無駄になってしまいます。原則としてホワイトニングは、保険適用外ではあるようですが、場合によっては、歯周病の治療としてホワイトニングの施術を行う歯科医院もあるようです。この場合も、ホワイトニングの目的が、歯の美白ではなく、歯周病の治療となりますので、施術後に期待した以上の美白効果が現れなくとも致し方ない事であると認識しなくてはなりません。

「噛む」リラックス

「噛む」リラックス

「咀嚼」は、「噛む」ことを意味しています。皆さんは、食事の際に、無意識に食べ物の硬さや性質を見極めて咀嚼していますが、「咀嚼」は、身体のしくみの中でも、大変複雑な運動機能をもって行っている運動の1つであるようです。たしかに、ポップコーンを頬張る時、わたあめを食べる時、お造りのお刺身を味わう時、カクテルのサイドとして、アーモンドやナッツを齧る時、私達は、それまでの経験値や様々な情報を処理しながら、食べ物をすりつぶしたり、噛み砕いたりしているように感じます。「咀嚼」は、食べ物を消化しやすくするだけに行われている運動機能なのでしょうか。そんな素朴な疑問について、少し考えて見たいと思います。アメリカ人が、学校の授業中にガムを噛んでいる姿を、ハイスクールものロードショーを鑑賞していると目に入ってくる事がありますが、これは、規則違反だとか、マナーに反するといった日本人的な観点からの見方もありますが、実は、ガムを噛みながら講義を聴いたり勉学する事は、効率的な面からいうと集中力が高まり、良い学びに繋がるのだそうです。メジャーリーガーの選手がバッターボックスや、外野の守備をしながら、ガムを噛む姿を多く見かけるのは、そのような理由があるからなのだそうです。「咀嚼」は、集中力を高め、良い仕事に繋がるといったメリットがあるのだそうです。ガムを噛むという文化は、未だ、ガムの存在が生まれる以前に、木の樹脂を噛む風習からもたらされたもののようです。メキシコにおけるサポディラという木が、ガムの原点とされています。日本では、ガムはお菓子の1種として捉えられ、学校の授業中や野球の試合中などに、ガムを噛む事は、良い行いとはされていませんが、「咀嚼」は、人間にとって良い風習であり、そのスタイルの1つにガムを噛むという行動が、世界的にみられるのです。咀嚼には、集中力を高めると同時に、リラックス効果が望め、人々のスキルや能力を高めるアイテムの1つでもあります。ガムというと、どうしてもその糖分やフレイバーなどが、仕事中には気になりますが、最近では、歯科医などでデンタルケア専用のガムの販売などもされているようですので、気になった方は、かかりつけの歯科クリニックなどでチェックしてみてください。

健康な「歯」と、人生のビクトリー

健康な「歯」と、人生のビクトリー

ラグビーワールドカップ日本2019日本大会では、「ブレイブ・ブロッサムズ」の愛称で知られている、ラグビーユニオンのナショナルチームが、すばらしい快挙を遂げています。世界各国から集まる男たちの熱い戦いには、時に目を覆いたくなるような激しい攻防戦が繰り広げられていますが、スポーツの激しい戦いの中で勝ち抜く強さの秘訣として、「歯」のメンテナンスを語るスポーツ歯科医の存在がクローズアップされているようです。ラグビーに限らず、様々なスポーツ選手の歯には、全力を出す際のくいしばりによる多大なる負荷がかかっている事が、知られているようです。そのような過酷な状況の中で、歯は酷使され、磨り減ったり、ケガを強いられたり様々な局面におかれているとの事です。スポーツ選手に限らず、私達は、心理的にも大きな負荷となるストレスを感じると、無意識に歯をくいしばるような人々の傾向があるようで、「歯」の強度が、あらゆるストレスや負荷のかかる局面を乗り切る秘訣とも言えそうです。最近の一流スポーツ選手の中には、専門的なスポーツ歯科医のフォローを受ける人が増加しているようで、またプロアマ問わず、そのような傾向が普及しているようです。もちろん、スポーツ選手に限らず、長い人生において、誰にしも頑張り時はるもので、そのような修羅場とも言える人生の名場面を快く乗り越える為にも、日頃のデンタルケアを心掛けておきたいものです。日本人の40代以上の8割ほどの人々が、歯周病を発症しているといったようなデータもあるようです。40代は、男女問わず、まだまだ人生の荒波が待ち構えているような最中、ピンチをチャンスに変えるそんな踏ん張り時に、健康な「歯」の存在が、皆さんをビクトリーに導いてくれるかもしれません。

入れ歯も点検が必要です

入れ歯も点検が必要です

老人会などの会合で、ご近所のお爺ちゃまに入れ歯の相談をしたところ、おすすめしてくれた入れ歯安定剤を使用してみたら、だいぶ入れ歯の装着感が安定したという方は、入れ歯安定剤がおすすめなのではなく、歯科での入れ歯のメンテナンスが必要なのかもしれません。最近は、市販の入れ歯ケアの製品も数多くみられ、充実度がアップしてきてはいますが、入れ歯に違和感を感じる場合は、必ず専門医に相談をしましょう。もしかすると、入れ歯本体、もしくは、皆さんの口内に何かしらのトラブルが発生しているのかもしれません。口内や入れ歯にトラブルが起きてしまったまま、使い続けていると思わぬ害を、お口に招いてしまうかもしれません。入れ歯を作る当初は、装着に問題がなくとも、加齢とともにお口の中にも変化が現れるのは自然な事です。入れ歯の装着に違和感を感じたら自己判断せずに、まずは入れ歯のお医者様に相談を致しましょう。皆さんの身体に健康診断が必要であるように、入れ歯も定期的な点検が必要なのです。

タバコと歯周病患者

タバコと歯周病患者

タバコを吸うと、体内でどのような事が起っているのでしょうか?

喫煙は、末梢神経を収縮させ、その影響から血流が悪くなると言われています。

タバコは、健康に害を与えるものであると、多くの媒体で語られていますが、血流を悪くすることと並行して、身体の抵抗力や自己の修復力などを妨げるといった事が分かっているようです。

それでも、喫煙はやめられないという人に、実際に喫煙をしていた歯周病患者の写真を見せると、禁煙に心が傾く人が出てくるという話を聞きました。

歯科医院などの待合室に、時折、歯周病患者の写真を掲載したポスターなどが貼られていますが、歯周病と喫煙が結びつく事で、いくら治療を試みても、その症状はなかなか回復の兆しをみせないのだそうです。

それはタバコを吸う際に、末端神経が収縮するという体内に現れる現象から、歯周病による歯茎の炎症が治りにくくなるといった事に関連があるようなのです。ですから、歯科クリニックなどでは、歯周病の改善を試みる患者さんには、まずは開口一番、喫煙の有無を確認し、喫煙者であれば、禁煙を促しているのだそうです。歯周病は、皆さんのお口の中の歯の土台となって支えている骨が溶けてしまう病気です。どのようにして歯を支える骨が、溶け出してしまうのかと言いますと、皆さんが歯磨きをした際の磨き残しなどに住みついた歯周病菌が、歯茎などに炎症を与え、そこから骨自身が溶けだしてしまうような感染症なのです。

歯を支えている土台が炎症とともに、溶かされていってしまうので最終的には、歯が抜け落ちてしまうような結末を迎えてしまいます。その炎症を治癒する力を妨げてしまうのが、「タバコ」なのです。

歯周病患者さんが、喫煙する事は、タバコと引き換えに歯を失っても構わないといった行為に直結してしまうのです。